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WISC検査とは、何をやる?なにがわかる?

  • 執筆者の写真: Colorful Kids
    Colorful Kids
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:5 日前

「WISC(ウィスク)検査って聞いたことあるけど、実際どんなことをするの?」

「受けると何がわかるの?」

お子さんの発達や学び方に不安や気になることがあると、こうした検査をすすめられることがありますよね。

今回は、発達支援や学校現場でもよく使われる「WISC検査」について、できるだけわかりやすくご紹介します。



もくじ



 




WISC検査とは?

WISC(ウィスク)検査は、6歳〜16歳のお子さんを対象にした「知能検査」です。

正式名称は「Wechsler  Intelligence Scale  for Children(ウェクスラー児童用知能検査)」で、子どもの認知的な得意・不得意を細かく知るために行われます。

この検査では「IQ(知能指数)」だけではなく、「どんなことが得意で、どこがつまずきやすいか」までを分析できます。

学校や支援の場では、本人に合った関わり方や支援方法を考えるための参考として使われることが多いですよ。

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どんなことをやるの?(検査内容)

WISC検査は、主に以下のような項目に分かれています。

・言語理解(VCI):言葉の知識や理解力、説明する力

・知覚推理(PRI):目で見て考える力、パズル的な問題

・ワーキングメモリ(WMI):情報を一時的に覚えておく力

・処理速度(PSI):手や目を使って素早く作業する力

検査は1対1で行われ、時間はだいたい1時間〜1時間半ほど。子どもが楽しんで取り組めるよう工夫された内容も多く、ゲーム感覚で進むこともあります。






WISC検査でわかること

WISC検査を受けることで、以下のようなことが見えてきます。

・学習面のつまずきやすいポイント

・言葉と図形、どちらが得意か

・集中力や記憶力の特徴

・周囲のサポートが必要な場面

例えば「国語の成績はいいのに算数だけ極端に苦手」「理解はできてるのにテストになると間違いが多い」など、表面だけではわからない理由が見つかることも。

こうしたデータを元に、本人に合った学び方や支援の工夫ができるんです。

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検査を受けるには?

WISC検査は、医療機関・発達支援センター・心理士のいる支援施設などで受けられます。

自治体の発達相談窓口や、児童精神科、児童発達支援などで「必要」と判断された場合に案内されることが多いです。

費用は実施機関によって異なりますが、5,000円〜20,000円程度が一般的。

医療機関で受ける場合は保険が適応されることもあります。






まとめ

WISC検査は、単なるIQテストではなく、「その子の強みや課題を知るための大事なヒント」をくれる検査です。

数字だけを見て判断するのではなく、「どんな場面で困っていて、どうサポートすれば良いか」を考えるきっかけになります。

お子さんの困りごとや成長が気になるとき、ひとつの手がかりとして、WISC検査を活用するのも選択肢のひとつです。

必要なときに、正しく理解して、適切に役立てていきましょう!

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