子どもがジャンプを繰り返す理由とは
- 1 日前
- 読了時間: 3分
家の中でもお外でも、楽しいことがあると何度もぴょんぴょんとジャンプを繰り返すお子様。
「どうしてこんなに跳ぶんだろう?」「もしかして発達障害と関係があるのかな?」と気になったことはありませんか?
ジャンプは子どもによく見られる動きなので、それだけで発達障害と決めつけることはできません。
ですが、発達障害や特性のあるお子様の場合、感覚の受け取り方や感情の整え方が関係してジャンプを繰り返していることがあります!
今回は、子どもが繰り返しジャンプする理由と、ご家庭での温かい関わり方について解説します。
もくじ
「うれしい!楽しい!」を全身で表現している
大人は「すごく楽しい!」という気持ちを言葉で伝えることができますが、子どもはまだ自分の感情を言葉で表現しきれないことがあります。
そのため、嬉しさや興奮が高まったときに、ジャンプや手をパチパチ振るといった全身の大きなアクションで気持ちを外に出しているのです。
あふれ出る感情を言葉の代わりに体で表現している、とっても素直なサインでもあります。

筋肉や耳の奥にある「感覚」を求めている
発達障害のあるお子様の行動を理解するうえで欠かせないのが「感覚特性」です。
ジャンプすると、筋肉や関節にぎゅっと負荷がかかる「固有受容覚(こゆうじゅようかく)」や、体の揺れを感じる耳の奥の「前庭覚(ぜんていかく)」に強い刺激が入ります。
これらの感覚刺激を脳が強く求めているお子様にとって、ジャンプは「すごく気持ちいい!」「感覚が満たされて落ち着く」と感じられる大切な行動なのです。
何度注意してもやめないときは、本人にとって必要な感覚を得ようとしているのかもしれません。
緊張や不安を和らげる「自己調整」のポーズ
ジャンプは楽しいときだけでなく、実は緊張しているときや待ち時間が長くて退屈なときにも見られます。
一定のテンポで同じ動き(常同行動)を繰り返すことで、乱れた気持ちや感覚をリセットし、自分自身を安心させようとしているのです。
これを専門用語で「自己調整(セルフレギュレーション)」と呼びます。
放課後等デイサービスで大切にしていること
放課後等デイサービスでは、ジャンプしているお子様に対して「今すぐやめなさい!」と単に抑え込む支援はしません。
「今はどんな気持ちなのかな?」「感覚刺激を求めているのかな?それとも不安なのかな?」と、その行動の裏にある理由(背景)を観察します。
もし「身体を動かす刺激」を求めていると分かれば、安全なトランポリンやアスレチック器具を使って、思い切り感覚を満たせる環境を用意します。
無理に禁止するのではなく、安全で適切な手段に置き換えていくアプローチが大切です。

まとめ
子どもが何度もジャンプをするのには、言葉にできない気持ちを表現していたり、心地よい感覚を得て自分の心を落ち着かせようとしていたりと、たくさんの大切な理由が隠されています。
「注意してもやめない」と行動だけを見るのではなく、「いま何を伝えようとしているのかな?」と背景に目を向けてあげましょう!
安全な場所で存分に跳ばせてあげたり、トランポリンなどの代わりの方法を用意してあげるのも一つの方法です。
放課後等デイサービスなどの専門職も頼りながら、お子様一人ひとりの感覚特性に寄り添ったサポートを行っていきたいですね!
大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】






コメント