発達障害児が苦手になりやすい学校行事
運動会、音楽会、遠足、修学旅行……学校生活にはたくさんの行事がありますよね。
「みんな楽しみにしているのに、うちの子は行事になると行きたがらない」
「運動会の時期になると急にイライラしたり情緒が不安定になる」
そんな姿を見ると、「どうしてかな?」「ワガママなのかな?」と心配になってしまうお母さん・お父さんも多いのではないでしょうか。
ですが、決して甘えやワガママではありません!
学校行事には、発達障害や特性のあるお子様にとって大きな負担となる「刺激」や「変化」がたくさん詰まっているのです。
今回は、お子様が行事を苦手と感じる背景と、ご家庭やデイサービスでできる安心サポートについて解説します。
もくじ
運動会:音と人の多さ、見通しの立たなさが重なる
運動会は、お子様にとって刺激の宝庫(負担が重なりやすい場)です。
・ピストルの音や大音量のBGМ、歓声(聴覚過敏への刺激)
・大勢の人が動き回る視覚的な混雑
・長時間の待ち時間や、普段と違うグラウンドでの活動
競技そのものよりも、こうした「刺激の多さ」や「急な予定変更」で疲れ果ててしまうお子様がたくさんいます。

音楽会・発表会:「間違えたらどうしよう」という強い不安
みんなの前で歌ったり演奏したりする発表会では、「失敗したらどうしよう」という強い不安感(完璧主義傾向や緊張感)が負担になります。
また、本番当日だけでなく、何週間も同じ練習を繰り返すこと自体が苦痛になってしまうお子様もいます。
嫌がるときは「本番のステージが怖いのか」「日々の練習がつらいのか」を分けて見てあげることが大切です。
遠足・修学旅行:いつもと違う「見通しの持てなさ」
普段と違う場所へ行く行事は、「次は何をするの?」「いつ帰れるの?」と先の予定が読めず、強い不安を感じやすくなります。
特に泊まりがけの修学旅行では、食事や入浴、寝る場所まで普段とガラリと変わるため、感覚過敏があるお子様にとっては相当なエネルギーを消費するチャレンジになります。
あらかじめ写真やスケジュール表を見せて「見通し(見通し支援)」を持たせてあげると、ぐっと安心しやすくなります。
意外な落とし穴!「避難訓練」が苦手な子も
意外と見落とされがちなのが避難訓練です。
突然鳴り響く非常ベルや放送の音、一斉に人が動くガタガタとした雰囲気が、感覚刺激に敏感なお子様には強い苦痛(トラウマ)になることがあります。
事前の声かけで「今日は何時に訓練の音が鳴るよ」と予告しておくだけでも、心の準備がしやすくなります。

行事の「前後」に見られる情緒の変化にも注目!
当日は元気に参加できていても、帰宅後に激しい癇癪を起こしたり、行事が近づくにつれて登校を渋ったりすることがあります。
これは、学校で必死に気を張って頑張ってきた反動です。
「本番に行けたからもう大丈夫!」と安心せず、行事の前後はおうちでゆっくり休ませてあげる時間を意識的に作りましょう。
まとめ
放課後等デイサービスでは、学校やご家庭と連携しながら、お子様が「何に不安を感じているのか」を一緒に整理していきます。
・イラストや写真を使ったスケジュールの視覚化
・SST(ソーシャルスキルトレーニング)で行事の場面を事前に練習
・行事の後は無理な活動を減らし、落ち着いて過ごせる環境作り
「みんなと同じように全部参加すること」だけがゴールではありません。
イヤーマフを使ったり、一部のプログラムだけ参加したりと、その子にとって「これなら安心して参加できる!」という方法を一緒に見つけていきましょう!
大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】






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