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「発達凸凹」って何?

  • 執筆者の写真: Colorful Kids
    Colorful Kids
  • 3月31日
  • 読了時間: 3分

「発達凸凹(でこぼこ)」って聞いたことありますか?

発達障害とは違うの?と思われた方もいると思います。

「発達凸凹」とは、得意なことと苦手なことの差が大きいことを指します。

例えば、計算が得意ですぐに解けるけど、読み書きが苦手など。

そこで、今回は「発達凸凹」について紹介していきます。


もくじ



 




「発達凸凹」とは

発達凸凹(でこぼこ)は、脳が発達していく過程で、発達の「早いところ(得意)」「遅いところ(苦手)」差が大きいことを言います。

脳機能に偏りが生じている状態で、つまりは、その子の持っている能力のバラつきが大きいんです。

例えば、勉強は問題なくできるけど、人とのコミュニケーションが苦手であったり、算数は得意で解くのが早いけれど、読み書きするのが苦手で時間がかかってしまうなどが挙げられます。

読み方は、発達凸凹(でこぼこ)で、よく凸凹(おうとつ)と間違えられるので注意してくださいね。


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発達凸凹と発達障害は違うの?

発達凸凹というのは、発達障害とは違います。

ただ、発達障害の特性の1つなので、全く違うとは言い切れません。

発達凸凹だけでは、発達障害ではありませんが、発達凸凹の他に日常生活に支障が出るような適応障害を併用して持っている場合には、発達障害と診断されることがあります。






発達凸凹はどうやってわかるの?

発達凸凹は、得意と苦手の差が大きいことと説明しましたが、一般的に得意と苦手はあるのは当たり前だし、その差が大きいかどうかってわかりませんよね。

子どもの発達や得意なことや苦手なことを数値化して見ることができる、「WISC検査」というものがあります。

このWISC検査を受けることで、IQや言語理解、知的推理、ワーキングメモリ、処理速度が数値として確認できます。

WISC検査は、医療機関や教育支援センター、民間施設などでも受けることは可能ですが、それぞれ特徴や費用が異なるので、気になる方は個別で問い合わせてみてください。


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まとめ

発達凸凹とは、脳の発達過程で発達の「早いところ(得意)」と「遅いところ(苦手)」の差が大きいことを指します。

ただ、発達凸凹があったからといって発達障害というわけではありません。

発達凸凹・適応障害どちらも合わせ持つことで発達障害と診断されることがあります。

発達凸凹を調べるには、WISC検査がおすすめです。

検査費用や保険適応かどうかについてさまざまなため、気になる方は個別に問い合わせてみてください。

発達凸凹は決してマイナスではなく、得意な部分をより伸ばし、苦手な部分をサポートすることで、個性としての魅力が輝きます。

発達凸凹を知り、その子の可能性を広げ、より輝ける未来につなげていきましょう。

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