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療育を嫌がる子どもへの対応

  • 1 日前
  • 読了時間: 5分

「療育に行こうとすると嫌がる…」「行きたくないと泣いて嫌がる…」

療育や放課後等デイサービスを利用し始めた頃、このような悩みにぶつかる保護者の方は少なくありません。

せっかく子どもの将来を思って通い始めたのに、毎回行くのを嫌がられると、「無理にでも連れて行くべき?」「私の通わせ方が悪いのかな」と不安になりますよね。

しかし、子どもが療育を嫌がる背景には、単なる「わがまま」ではなく、本人なりの不安や特性による理由が隠れていることがほとんどです。

今回は、療育を嫌がる子どもの心の中で起きていることや、放課後等デイサービスでも意識している具体的な関わり方について解説します。


もくじ


 





「療育=プレッシャーのかかる場所」になっていることも

子どもが療育を嫌がる理由として意外と多いのが、「怒られる場所」「頑張らされる場所」というマイナスのイメージを持ってしまっているケースです。

特に、普段の学校や生活の中で「できないこと」を指摘される経験が多い子どもは、新しい場所に対しても「また失敗して怒られるかもしれない」という強い不安を感じやすくなります。

大人の目から見ると「お友達と楽しく活動している」ように見える場合でも、本人の中では周囲に合わせようと緊張やプレッシャーに必死に耐えていることがあります。


発達障害、放課後等デイサービス、スモールステップ、パニック、感覚過敏





新しい環境の変化が大きな負担に

発達障害のある子どもは、スケジュールや環境の急な変化を苦手とする特性があります。

新しい場所、初めて会う先生やお友達、慣れないルール。

そうした変化の連続だけでも、子どもにとっては脳が疲れてしまうほどの大きなストレスになります。

特に最初のうちは、「これから何をさせられるのか分からない」「いつ帰れるのか分からない」という「見通しの持てなさ」が、拒絶反応(行きたくないという涙)につながりやすくなります。






「行きたくない」の理由を細かく分けて考える

子どもが療育を嫌がるときは、まず「なぜ嫌なのか」の背景を整理してあげることが大切です。

理由は子どもによって千差万別です。

・集団での活動内容が自分の苦手なことだった

・フロアの声や音が大きくて、聴覚的に疲れてしまう

・先生との関係性や、お友達との関わりに緊張している

・家でゲームやYouTubeをしていたいのに、切り替えが難しい

ただ「嫌がっているから今日は休ませる」「無理やり車に押し込んで連れて行く」という二択ではなく、「何が本人の壁になっているのか」を探る視点が重要になります。






無理やり通わせ続けるリスク

もちろん、最初のうちは「慣れ」が必要な時期もあります。

ですが、本人が強い不安や恐怖、拒否感を示している状態で無理に通わせ続けると、「療育=つらくて苦しい場所」というトラウマのような印象がさらに強くなってしまいます。

その結果、事業所の前に行くだけで体調を崩してしまったり、成長と逆効果になってしまうケースもあるため注意が必要です。






放課後等デイサービスで大切にしている関わり

「できるようにする」よりも「安心できる場所」を先に作る

放課後等デイサービスでは、通い始めのお子様に対して、最初から課題や活動への参加を無理に求めることはしません。

まずは「ここに来ても怒られない」「自分のペースでいていいんだ」という安心感を持ってもらうことが最優先だからです。

・まずは事業所の部屋に一歩入ることができた

・みんなと同じ空間で、少しだけ椅子に座れた

・お気に入りのオモチャを見つけて、先生に笑顔を見せてくれた

このような小さなステップ(スモールステップ支援)を徹底的に認め、褒めることで、「ここなら大丈夫かも」という安心感を少しずつ育てていきます。


スケジュールの「見える化」で先を見通せるようにする

先々の予定が分からない不安を抱えるお子様には、活動内容を事前に視覚的に伝えることが非常に効果的です。

「今日はこのお部屋でこれをやるよ」「これが終わったらお迎えが来るよ」という流れを、絵カードやスケジュール表で「見える化」して共有します。

時間の終わりと始まりが見えるだけでも、子どもたちの情緒は驚くほど落ち着きやすくなります。


保護者様が「行かせなきゃ」と自分を追い込まないで

子どもに療育を嫌がられると、送迎する保護者様自身も心身ともに疲弊してしまいます。

「せっかく手続きをして枠を確保したのに……」

「今ここで休ませたら、この子の成長が遅れてしまうかも……」

そんな焦りを感じることもあるかと思います。

ですが、療育は「皆勤賞で通うこと」そのものがゴールではありません。

大切なのは、お子様が安心できる環境で、自己肯定感を育みながら成長することです。

行き渋りが強いときは、保護者様だけで抱え込まず、すぐに放課後等デイサービスのスタッフや担当のケアマネジャーに相談してください。

利用日数を一時的に減らしたり、活動内容を調整したりと、一緒に解決策を考えていきましょう。


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まとめ

発達障害のある子どもの療育拒否は、決して「わがまま」や「親のしつけのせい」ではなく、不安や環境への負担に対する防衛反応です。

放課後等デイサービスでは、無理にできることを増やす訓練ではなく、まずは「お子様が笑顔になれる居場所づくり」を大切にしながら日々の支援を行っています。

「ここなら安心だ」と感じられる心の土台ができて初めて、子どもたちは次の一歩を踏み出すエネルギーを得ることができます。

焦って目先の成果を求めすぎず、その子の歩幅に合わせながら、ゆっくりとステップアップしていきましょう。





大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】

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