お絵描きから見える発達のサイン
- 14 時間前
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子どもがお絵描きをしている姿を見て、ふと心配になったことはありませんか?
「同じ年齢のほかの子と比べて、なんだか簡単な絵だな……」
「いつも決まった色しか使わないけれど、大丈夫かしら」
お絵描きは子どもの豊かな個性が爆発する楽しい遊びですが、実は日々の発達の様子を教えてくれる大切なヒントの宝庫でもあります。
ただし、「こういう絵を描いたから発達障害だ」と形だけで判断できるものではありません。大切なのは、絵の完成度ではなく「その子がどうやって描いているか」というプロセスの部分。
今回は、お絵描きを通じて見えてくる子どもの発達のサインについて解説します!
もくじ
子どもの絵は「年齢」とともにドラマチックに変化する
子どもの絵のタッチは、心と体の成長に合わせて少しずつステップアップしていきます。
最初はただ線を殴り書きするだけ(なぐりがき期)だったものが、やがて綺麗な丸を描けるようになり、丸から手足が生えた人の顔(頭足人)になり、背景まで描けるようになっていきます。
もちろん、成長のスピードは1人ひとり違います。
「〇歳なんだから、これくらい描けないと!」と焦る必要はまったくありません。
大切なのはまわりと比べることではなく、「以前のその子の絵」と比べて、どんな小さな変化や変化の兆しがあるかを見守ってあげることです。

お絵描きの最中、子どもたちの脳と体は大忙し!
実は、お絵描きは遊びながらたくさんの能力をフル活用する「最高の脳トレ」です。
たとえば、以下のような力が育まれています。
・クレヨンをしっかり握って思い通りの線を引く「微細運動(手先の器用さ)」の練習
・「次は何を描こうかな」と頭の中でイメージを膨らませる創造力
・過去に見たものや大好きなパパ・ママの顔を思い出して表現する記憶力
・まわりの人の表情や景色の色彩をキャッチする鋭い観察力
ただ楽しく画用紙に向かっているだけでも、子どもの中では多くの発達要素がグングン育っています。
発達障害のあるお子様に見られやすい「絵の特徴」とは?
発達の凸凹があるお子様の場合、お絵描きの中にちょっとした特徴が現れることがあります。
・赤や黒など、自分のこだわりがある特定の1色だけを使い続ける
・お気に入りのキャラクターや同じ乗り物の絵を、何枚も繰り返し描く
・車のリベットやロボットのパーツなど、細かな部分に異常なほど強くこだわる
・逆に、人物を描くことに強い苦手意識があったり、「何を描けばいいか分からない」とフリーズしてしまう
これらは一見すると心配になりますが、その子自身の強い興味や、マイペースな性格による場合もたくさんあります。
お絵描きだけで決めつけず、普段の生活やコミュニケーション全体の様子と合わせて、立体的に捉えていくことが大切です。

放課後等デイサービスが活動の中で見つめていること
●お絵描きは「1人ひとりの取扱説明書」
私たちは、お絵描きを単なる「作品づくり」の時間としては考えていません。
描いている時の集中力、筆圧の強さ、スタッフやお友達への「見て見て!」という関わり方などを見て、その子の得意・苦手を見極める大切な療育活動として取り入れています。
●目標は「上手に描くこと」ではない
私たちは、お手本通りの綺麗な絵を描かせることは目指していません。
「自分らしくのびのび表現できた!」「最後まで机に座って描ききった!」という、その子なりの大満足の成功体験を全力で褒め、自己肯定感を育む支援を大切にしています。
まとめ
お絵描きは、お子様の発達の現在地や、大好きな世界を知るための素敵なメッセージカードです。
「上手に描けているか」という結果だけに囚われず、「どんな表情で、どれくらい楽しそうに描いているか」に、ぜひ目を向けてみてください。
放課後等デイサービスでも、お絵描きを通じてお子様のキラリと光る特性を見つけ、1人ひとりに合ったワクワクする支援に繋げています。
その子だけの自由な表現を「すごいね!」と認めながら、毎日の成長を家族チームで温かく応援していきましょうね!
大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】


