小学校の途中で特別支援学級へ転籍・・通常学級のことの関係はどうなる?
- Colorful Kids
- 3月15日
- 読了時間: 3分
小学校入学当初は、通常学級だったもののついていけなくなったり、不登校になってしまったり、発達の特性が明らかになったり、何らかの理由で通常学級から特別支援学級へ転籍することがあります。
途中から特別支援学級に転籍した場合、通常学級との関係がどうなるのか、通常学級の友達と離れ離れになってしまうのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、小学校の途中で特別支援学級へ転籍したら、通常学級との関係や通常学級の友達と離れ離れになるのかについて説明していきます。
もくじ
特別支援学級へ転籍したら通常学級との関係は?
特別支援学級へ転籍すると、もちろん子どもの在籍は特別支援学級になります。
ただ、特別支援学級に在籍したからといって通常学級と関係なくなるわけではありません。
交流及び共同学習の制度があり、特別支援学級の子どもが通常学級の特定クラスと連携して学習することができます。
従って、特別支援学級で授業を受けたり、通常学級で授業を受けたり、子どもの必要に応じて分けることができます。
特別支援学級か通常学級かは、「子どもが学びやすい、過ごしやすい環境」というのをポイントに選んでいきます。

通常学級の友達と離れ離れになる?
特別支援学級に転籍すると、在籍する学級が変わることと授業が別になるだけで、友達と離れ離れになるわけではありません。
中休みや昼休みに、校庭や教室で自由に遊ぶことができます。
特別支援学級では、子どもの学習のサポートや生活の困難を克服できるように、自立と社会参加を目的としています。
教室が離れてしまうという物理的な距離はできてしまうかもしれませんが、発達障害などによる、子ども同士でのトラブルを少しでも無くしていけるようにアドバイスすることができるので、より良くしていくことができるでしょう。

まとめ
小学校の途中で特別支援学級へ転籍したからといって、通常学級と関係がなくなるわけではありません。
交流及び共同学習の制度により、特別支援学級に在籍しながら通常学級の特定クラスの活動や授業に参加することができます。
また、特別支援学級に転籍したからといって友達と離れ離れになるわけではありません。
もちろん、休み時間は自由に遊ぶことができます。
途中から特別支援学級に転籍するのは、不安に思うことがあるかもしれませんが、通常学級との関係がなくなるわけでもありませんし、これまでの友達関係も続けやすい環境があります。子どもにとって学びやすさ過ごしやすい環境はどこかというのをポイントに選んでいきましょう。
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