発達障害に気づくきっかけ 1
- Colorful Kids
- 1月9日
- 読了時間: 3分
子育てしていく中でちょっとした違和感を感じていたり、他の同年代の子どもと比べて異なる発達が気になったりしていませんか?
例えば、目を合わせようとしてもなかなか目が合わないとか。
この様な違和感によって発達障害だと気づくことは多くあります。
では、発達障害に気づくきっかけは具体的にどの様なことが挙げられるのでしょうか。
そこで、今回は発達障害に気づくきっかけについて紹介していきます。
もくじ
目を合わせない
「話をしても目が合わない」「おもちゃや人などの動くものを目で追わない」「名前を呼んでも目を見てくれない」などの症状で発達障害だと気づくことがあります。
なぜ、目を合わせないことが発達障害だと考えられるのかというと、自閉症スペクトラム障害で多く見られる症状だからです。
目を合わせることで不安やストレスを感じたり、コミュニケーションのツールとして考えられないため目を合わせることに意味を感じないなどの理由から、目を合わせることが苦手で無意識に目を逸らしてしまう傾向があります。
特に特性が現れやすい乳幼児に、違和感を感じて心配に感じる方も多いです。

ルーティンから外れるとパニック
急な外出予定などでルーティンから外れてしまうとパニックになることで、発達障害だと気づくきっかけになることがあります。
例えば、「保育園へ行くときは決まった道以外を通るとパニックになる」「いつもと違う学校行事(運動会など)があるとパニックになる」など。
自閉症スペクトラム障害では、日々のルーティンが崩れてしまうとパニックになってしまう特性があり、なぜルーティンを好むのかというと、変化に対してとても敏感なので、ルーティンにすることで予測できて安心感を得ることができるからです。
ルーティンにしているつもりのない通学路であっても、自然とルーティン化されて、変更してしまうとパニックになる人も多いです。

1つのことに異常にこだわる
1つのことに異常にこだわる行動が気になって、発達障害だと気づくことがあります。
発達障害じゃなくてもこだわりはありますが、違和感を感じるのは「異常にこだわる」というポイントです。
例えば、「気に入った服しか着ない」「特定のアニメや動画の中でも特定な部分のみを何度も繰り返し見る」など。
こだわる内容は人によって異なりますが、なぜ発達障害であると1つのことに異常にこだわるのかというと、変化に対して不安やストレスを感じるため、安定を求めて安心感を得ようとするからです。
無理やり違う服を着せたり、こだわりを無理やりやめさせようとするとさらにこだわりが強くなることもあります。
まとめ
子育てをしていく中で、「目が合わせない」や「ルーティンから外れたらパニックになる」「1つのことに異常にこだわる」という違和感から発達障害だと気づくきっかけになることがあります。
ただ、この症状が当てはまったからといって必ず発達障害だというわけではありません。
また、挙げた症状以外でも、もしかして発達障害かも?と不安に思うことがあれば保育園や学校、発達支援センターなど相談のしやすいところへ相談してみてくださいね。
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