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忘れ物が多い子に、忘れ物しないためのサポート

  • 執筆者の写真: Colorful Kids
    Colorful Kids
  • 3月13日
  • 読了時間: 6分

子どもが宿題を忘れたり、持ち物を持って行き忘れたりと忘れ物に悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。

忘れ物をすることは珍しいことでもなく、大人でもつい忘れてしまうことってありますよね。

しかし、何度も忘れてしまったり、毎日となってしまうと生活に支障が出てきてしまう恐れがあります。

そうならないためにも、忘れ物をしないためのサポートが大切です。

そこで、忘れ物が多い子に、忘れ物しないためのサポートについて紹介していきます。



もくじ



 




サポートの前に忘れ物を理由を知る

サポートをしていく中で、なぜ忘れ物をしてしまうのか、理由を知っていくことが大切です。ただ、理由は1つだけではなく、子どもの性格や特性であったり様々な要因が絡み合っています。

忘れ物を何回もしてしまう子どもに対して「なんでこんなにも忘れ物をしてしまうの?!」と叱らずに、サポートをするために理由を知るという気持ちで考えて行きましょう。

人によって理由は様々ですが、学校などで持っていくものを忘れてしまうよくある理由をいくつか紹介します。


・持ち物を把握できていない

そもそも何を持っていくのか把握できていないことで忘れてしまうことがあります。

持ち物を連絡帳に書かれている場合はまだしも、「先生が口頭だけで指示されて把握できなかった」「持ち物があいまいでわからない」「持ち物について書かれたプリントを無くしてしまう」なんてことが考えられます。


・把握していても忘れてしまう

持って行かなくてはいけないものがあると把握しているにも関わらず、忘れてしまっていたということも理由として挙げられます。

例えば「プリントに持ち物が書かれているのに見るのを忘れていた」「学校についてから気づいた」などです。


行く直前に用意して時間に余裕がない

持ち物を覚えていたとしても、行く直前に学校へ行く準備をしていると、時間に追われてしまい慌てて持ち物を入れ忘れたなんて場合もあります。

特に朝起きるのが苦手な人や朝早く出なくてはいけない状況の時に起きやすいです。

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・整理整頓が苦手

持っていく持ち物がわかっていても、整理整頓が苦手なことで必要なものが見つからないなんてことがあります。

例えば「物を探すのに時間がかかってしまう」「よく物を無くしてしまう」ことから、持ち物を忘れてしまうんです。


持ち物が多い

持っていく持ち物が多すぎると、どうしても抜けてしまうことがあります。

「どれをカバンに入れたのか、入れていないのかわからなくなってしまった」「入れたつもりだったが入っていなかった」なんてことが起きやすいです。






忘れ物をしないためのサポート

・忘れ物をしてしまう理由に見当をつける

まずは、どうして忘れ物をしてしまうのか理由の見当をつけましょう。

理由がわからないと、サポートのしようがありません。

どうやって理由に見当をつけるかというと、忘れ物が多くなった時にいつもと何が違ったのかを探るのがおすすめです。

例えば「今まではプリントに書かれていたが、口頭での説明が増えていた」「持って行かなければいけない持ち物が増えた」など。

このような変化があれば、それが理由となって忘れてしまう可能性があります。


子どもと話し合ってサポート方法を考える

理由に見当がついたら、サポート方法を考えていきます。

この時に、親が一方的にサポート方法を決めるのではなく、子どもと一緒に話し合ってどうしていけばいいのか考えていくようにしましょう。

子どもも一緒に考えることで、自分自身が考えたサポート方法に納得した上で行動することができます。

また、現段階だけの解決だけでなく、子どもが成長していく中で仕事の持ち物管理をする時など、これから自分で対策を立てていく学習にもつながります。

子どもの年齢や性格などを踏まえた上で、時折サポートしながら一緒に考えていくのがおすすめです。


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・アプリなどを活用する

サポートの1つとして、アプリやツールなどを活用する方法もあります。

よく使われるアプリやツールに「TODOリスト」「リマインダーアプリ」などがよく挙げられます。子どもが自分で使える範囲で、活用していくのもいいでしょう。






サポート例

・持ち物を一緒に確認する

持ち物を忘れてしまう理由が、持ち物が把握できていない場合には、プリントやメモを一緒に確認するというサポートの仕方があります。

メモを取る時、持ち物だけでなく「いつ」必要なのかも書けるようにしてください。

家に帰ったらプリントや持ち物の確認を一緒にすると、忘れ物が減るでしょう。


前日に準備する

行く直前に用意して時間に余裕がないが理由の場合、前日に準備するというサポート方法があります。

可能であれば、時間も決めておくとリマインダーやアラームを使用するなどして準備するのがおすすめです。

もしどうしても前日に準備が出来ない場合でも、行く前に準備する時間を確保してあげるという方法もあります。


整理整頓をする

整理整頓が苦手なことが理由の場合には、一緒に整理整頓をしてあげるというサポートの仕方があります。

親が、勝手に整理整頓をするというのではなく、「片付ける場所を明確にしてあげる」「片付けるタイミングを決めて声をかける」などのサポートをしてあげるのが大切です。

場所を決めておくことで、どこに何があるのか分かりやすくなり、無くしものも少なくなるでしょう。


・忘れ物をしたらどうするのか考えておく

いくらサポートをしていても忘れ物をしてしまうときはあります。

そんな時にどのようにしたらいいのかの対策もあらかじめ考えておくのがおすすめです。

例えば「忘れ物に気づいたら、なるべく早く先生に伝える」などです。

ただ、先生に伝えるとなると怒られるのではないかと怖くなって言い出しにくくなってしまうこともあるでしょう。

言い出しにくくならないためにも、「誰に」「どう言えばいいのか」ということを決めておくことで伝えやすくなります。

使う頻度が多くて忘れやすいものがあれば、予備をカバンに入れて置いたり、学校に置いておくのもおすすめです。


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まとめ

持ち物を多い子に、忘れ物しないためのサポートとして、まずは理由に見当をつけましょう。

見当をつけることができれば、どうすれば忘れ物が少なくなるのか、どうやってサポートをしていけばいいのかを子どもと一緒に考えていきます。

「プリントは帰ってきたらすぐに親と一緒に確認する」「持ち物の準備は前日にする」など。

忘れ物が多い子の場合、忘れ物をしないようにサポートしていくことはとても大切です。

ただ、忘れ物はいくら注意していても大人でも忘れてしまう物なので、忘れ物を完全に無くすとせず、忘れ物を減らしていくという見方でサポートしていくようにしましょう。

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