お友達との距離感を学ぶ方法
- 10 時間前
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「初対面なのにグイグイ話しかけてお友達を驚かせてしまう」
「遊びたくて距離が近くなりすぎて、相手が引いてしまっている」
「お話し中の割り込みや、しつこく話しかけるのがやめられない」
発達障害のあるお子様を持つ保護者様から、こうした「お友達との対人距離」についての相談はとても多く寄せられます。
周りの子とうまく馴染めていない姿を見ると、「もっと上手に関われるようになってほしいけれど、どう教えていいのか分からない」と悩んでしまいますよね。
ですが、コミュニケーションの距離感は決して一度で身につくものではありません。
今回は、子どもが適切な距離感を少しずつ学んでいくためのポイントと、放課後等デイサービスでの取り組みについてご紹介します!
もくじ
「空気が読めない」わけじゃない!距離感がつかみにくい本当の理由
「距離感が分からない=空気を読もうとしない」と思われがちですが、決してそうではありません。
●相手の表情や仕草から「嫌がっている」「困っている」という気持ちを読み取るのが苦手
●パーソナルスペース(これ以上近づくと不快に感じる距離)の感覚が身体的に育ちにくい
●「大好き!遊ぼう!」というポジティブな気持ちが強すぎて、周りの様子が見えなくなってしまう
このように、悪気があってやっているのではなく、単に「相手に伝わる正しい関わり方」を知らないだけなのです。
ステップ1 まずは「大人(親・スタッフ)」とのやり取りで練習する
いきなりお友達同士のグループに入って練習しようとすると、お互いに混乱してトラブルになりがちです。
まずはご家庭やデイサービスで、大人との1対1の関わりを通じて練習していくのが一番の近道!
■「今、お話ししても大丈夫?」と確認してから話しかける
■相手が話している間は、最後までしっかり聞いてから話す
■「手を伸ばして届かないくらい離れようね」と物理的な距離を具体的に伝える
「ちゃんとして」「優しくね」といった抽象的な注意ではなく、「こうしようね」と目に見える具体的な行動で伝えてあげるのがポイントです。
ステップ2 1対1や少人数で「うまくできた!」を増やす
「お友達と楽しく遊べた!」という成功体験は、子どもの自己肯定感を大きく育ててくれます。
最初から大人数の輪に入るのではなく、まずは気の合うお友達との1対1や、落ち着いた少人数の環境からスタートしてみましょう。
刺激が少ない環境の方が相手の表情や雰囲気に気づきやすくなり、「譲り合えた」「最後まで楽しく遊べた」という成功体験(スモールステップ)を積み重ねやすくなります。

トラブルが起きたときこそ「学びのチャンス」
どれだけ気を配っていても、お友達との衝突やトラブルは起こるものです。
失敗したときに「またやっちゃったでしょ!」と叱りつけてしまうと、子どもは人と関わること自体が怖くなってしまいます。
トラブルが起きたときは、叱るのではなく「学習の絶好の機会」と捉えてみてください。
「あのとき、お友達はどんな気持ちだったと思う?」
「次はなんて声をかけたら、楽しく遊べそうかな?」
大人が一緒に優しく振り返ることで、相手の立場に立って考える力が少しずつ育っていきます。
放課後等デイサービスで取り組んでいること
放課後等デイサービスでは、日々の遊びや集団活動を通じて、お友達との心地よい距離感を学ぶ工夫をたくさん取り入れています。
1. 遊びながら社会性を育む
カードゲームや順番のある遊具を使って、「自分の順番を待つ」「お友達に譲る」「『貸して』とお願いする」といった社会ルールを、楽しく自然に体得していきます。
2. ソーシャルスキルトレーニング(SST)の実施
「こんなとき、どう声をかける?」「相手が困った顔をしていたらどうする?」といった具体的な場面を想定し、ロールプレイ(実践練習)形式で楽しく学べるプログラムを行っています。

まとめ
お友達との距離感をマスターするスピードは、子どもによって本当に様々です。
相手の気持ちを推し量ることが最初は苦手でも、スモールステップで経験を重ねていけば、どのお子様も必ず自分なりの上手な関わり方を身につけていくことができます。
「できないこと」を責めるのではなく、「どう伝えれば理解しやすいかな?」と、お子様の目線に立って寄り添ってあげることが大切です。
放課後等デイサービスでも、SSTや集団活動を通じて、お子様が自信を持って楽しくお友達と関われるような環境を温かく整えています。
焦らずにその子のペースを大切にしながら、小さな「できた!」を一緒に喜んでいきましょうね!
大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】


