怒りを言葉で伝える練習方法
- 3 日前
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「嫌なことがあると、すぐにお友達や家族に手が出てしまう」
「思い通りにいかないと大声で泣き叫んでパニックになる」
「どうしたの?と聞いても『もう知らない!』と閉じこもってしまう」
発達障害や特性のあるお子様を持つ保護者様から、こうした「怒りの感情表現」についてのご相談はとても多く寄せられます。
手が出たり暴れたりしてしまう姿を見ると、「手じゃなくて言葉で伝えてほしい」「どうして言葉が出ないんだろう」と途方に暮れてしまいますよね。
ですが、自分の「怒り」をコントロールして言葉に変換する力は、最初から身についているわけではありません。
今回は、子どもが怒りや悔しさを正しく言葉で伝えられるようになるためのステップと、日常でできる具体的な練習方法をご紹介します!
もくじ
まず知っておきたい:「怒ること」自体は悪くない!
まず大切なのは、「怒っちゃダメでしょ!」と感情そのものを否定しないことです。
怒りや悔しさは、大人にとっても子どもにとっても当たり前に湧き出る自然な感情。
目指すべきゴールは「怒らない子にすること」ではなく、「他人も自分も傷つけない方法で、正しく気持ちを伝えること」です。
まずは「悔しかったんだね、怒ってもいいんだよ。でも手を出さずに伝える方法を一緒に考えようね」という温かい姿勢で受け止めてあげましょう。

レッスン1:大人が「気持ちの名前」を代弁してあげる
自分の感情を上手く整理できない子にとって、「怒り」の裏にある本当の気持ち(悔しい、悲しい、寂しい、びっくりした等)に気づくのは難しいことです。
そんなときは、大人がお子様の気持ちを言葉にして代弁してあげましょう。
・「順番を抜かされちゃって悔しかったんだね」
・「使っていたおもちゃを急に取られて悲しかったんだね」
・「急に大きな音がしてびっくりしちゃったんだね」
「自分の気持ちに名前をつけてもらう経験」を繰り返すことで、子どもは「あ、今のこのモヤモヤは『嫌だった』っていうんだな」と理解できるようになっていきます。
レッスン2:感情が「落ち着いているとき」に練習する
お子様が怒りでヒートアップしている最中は、パニック状態で脳がパツパツになっているため、どんなアドバイスも頭に入りません。
「どうして手を出したの!」「こう言いなさい!」と指導するのは、お子様の気持ちがすっかり落ち着いたタイミングで行うのが鉄則です。
おうちでリラックスしているときに、
「さっきは悔しかったね。次は『やめて』って言えたらもっとカッコいいよ!」
「手が出そうになったら、一度深呼吸して『貸して』って言ってみようね」
と、具体的な言い方を楽しく振り返って練習しておきましょう。

レッスン3:一言で言える「短くてかんたんな言葉」を用意する
怒っているときは、長くて複雑な文章を頭の中で組み立てることができません。
そのため、とっさの時にすぐ口から出せる「一言の合言葉」をあらかじめ準備しておくのがおすすめです。
・「やめて」
・「いやだ」
・「かして」
・「ちょっとまって」
お子様の年齢や発達段階に合わせて、一番使いやすい言葉を1つか2つ選んで、日常の中で繰り返し練習しておきましょう。
放課後等デイサービスで取り組んでいること
放課後等デイサービスなどの療育の現場では、日々の遊びや集団生活の中で、お子様が安全に「感情の伝え方」を学べる環境を整えています。
1. トラブルが起きたときの「優しい振り返り」
お友達との間で行き違いがあったときは、叱るのではなく「どうして怒っちゃったのかな?」「なんて言えば伝わったかな?」とお子様と一緒に考え、気づきを促します。
2. ソーシャルスキルトレーニング(SST)の実施
「こんなとき、どう言う?」という場面を劇(ロールプレイ)のように仕立てて、ゲーム感覚で楽しく「言葉での伝え方」を練習します。
まとめ
怒りを言葉で伝える力は、一朝一夕で完成するものではありません。
「手を出さずに言えた日」もあれば、「やっぱり悔しくて泣いてしまった日」もあり、行きつ戻りつしながら少しずつ成長していきます。
大切なのは、上手くいかなかったことを責めるのではなく、「言葉で伝えようとした小さな努力」を見逃さずに褒めてあげることです。
一人で教え込むのが難しいときは、放課後等デイサービスなどの発達のプロや専門機関の手も借りながら、SSTなどを通してスモールステップで練習を重ねていきましょう。
「言葉で伝えたら相手に分かってもらえた!」という成功体験の積み重ねが、お子様の大きな自信や健やかな社会性へと繋がっていきますよ!
大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】




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