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発達障害の子の強みを見つける方法

  • 6月9日
  • 読了時間: 5分

発達障害のある子どもを育てていると、どうしても「できないこと」や「苦手なこと」に目が向きやすくなります。

学校や家庭で困りごとが続くと、「どうしたらできるようになるだろう」と悩む機会も増えるでしょう。

もちろん苦手な部分へのサポートや環境調整は大切です。

しかし、子どもの成長を支えていくうえで同じくらい重要なのが、その子の「強み」に目を向けることです。

実は、発達障害の特性があるからこそ発揮されるユニークな力や、周囲がまだ気づいていない得意なことを持っている子どもも少なくありません。

今回は、発達障害のある子どもの強みを見つける方法についてお話しします。


もくじ


 





強みは「特別な才能」とは限らない

「強み」と聞くと、絵がプロ並みに上手、計算が驚くほど速い、記憶力が抜群といった特別な天才肌の能力を想像する方もいるかもしれません。

しかし、強みとは何も目立つ才能だけを指すわけではありません。

例えば、

・自分の好きなことに時間を忘れて集中できる

・ルールや約束をしっかり守ろうとする

・興味のあるマニアックな分野の知識が豊富

・人の痛みがわかる優しい気持ちを持っている

といったことも、すべて立派な強みです。

周囲の誰かと比べて優れているかどうかではなく、その子らしさの中にある良い部分を見つけることが何より大切です。






「できないこと」の裏側を見る(視点の言い換え)

発達障害のある子どもの特性(短所に見える部分)は、見方を変える(リフレーミングする)と、大きな強みにつながっていることがよくあります。

例えば、

・「こだわりが強くて頑固」⇒「一つのことを最後までやり抜く探究心がある」

・「おしゃべりが止まらない」⇒「人と関わることが好きで、表現力が豊か」

・「じっとしていられない」⇒「行動力があり、好奇心が旺盛」

といった具合です。

もちろん生活の中での困りごとへの対応は必要ですが、「なぜその行動をするのか」をポジティブな視点で捉え直すと、隠れた強みの種がたくさん見つかります。


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子どもが夢中になることに注目する

強みを見つけるヒントとして一番分かりやすいのが、子どもが時間を忘れて夢中になっていることです。

誰に言われなくても自発的に取り組み続けたり、何度でも飽きずに挑戦したりすることには、その子のピュアな興味や得意が隠れています。

発達障害のある子どもの中には、好きなことへの集中力や過集中と呼ばれるほどのパワーが非常に高い子もいます。

周囲から見ると「そればかりしていて大丈夫かしら」と感じることもありますが、その深い興味が将来の専門分野や得意な仕事につながるケースも少なくありません。






成功した場面を振り返る

強みを見つけるときは、「何ができなかったか」ではなく、「どんなときに上手くいったか」を振り返ることも大切です。

例えば、

「初めての場所だったけれど、元気に挨拶できた」

「自分の好きなプログラムのときは、最後まで活動に参加できた」

「困っている友達に、自分から優しく声をかけられた」

こうしたポジティブな出来事の中には、必ずその子の強みが隠れています。

一見すると当たり前に思えることでも、その子にとってはステップを乗り越えた大きな成長である場合があります。

放課後等デイサービスでも、こうした「できた!」という成功体験を小さく積み重ねながら強みを見つけていく「スモールステップ支援」を大切にしています。





周囲(第三者)の意見も参考にする

保護者の方は毎日誰よりも近くで子どもと接しているからこそ、日々の忙しさで視野が狭くなり、見えなくなってしまう部分もあります。

そのため、学校の先生や放課後等デイサービスの職員など、客観的な第三者の視点を取り入れることもおすすめです。

家庭では見られない集団生活の中での姿や、お友達との関わりの中で発揮される意外な力に気づくことがあります。

実際に面談などで、保護者の方から「外でそんな一面があったなんて知らなかった」と驚き、喜ばれる声をいただくことも少なくありません。


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放課後等デイサービスで大切にしていること

放課後等デイサービスでは、困りごとの改善や療育だけでなく、その子の強みを引き出して伸ばすことも重要な支援の一つと考えています。

国が定める方針に基づく「個別支援計画」を作成する際にも、「苦手なこと・課題」だけでなく、「得意なこと」「好きなこと」の項目をとても重視します。

強みを活かした活動をプログラムに取り入れることで、子どもたちが自信や自己肯定感を持ちやすくなるからです。

子どもが「自分はこれでいいんだ」「分かってもらえた」と感じる経験は、今後の生きやすさに大きな好影響を与えます。






まとめ

発達障害のある子どもの強みは、特別な才能の中だけにあるとは限りません。

好きなことに没頭できる力や、人への純粋な優しさ、ルールを一生懸命守ろうとする姿勢など、その子らしい日常の中にたくさんの強みが散りばめられています。

強みを見つけるためには、苦手な部分を修正することばかりに気を取られず、夢中になっていることや成功した場面の「裏側」にある良さに目を向けることが大切です。

また、家庭だけで抱え込んで判断するのではないため、学校や放課後等デイサービスなど周囲の意見を気軽に参考にすることで、新しい発見が生まれます。

子どもの成長は、できないことを減らす引き算の視点だけでなく、できることや得意なことを伸ばす足し算の視点も同じくらい大切です。

ぜひ、私たちと一緒に大切なお子さまの「強み探し」をしながら、その子らしい一歩一歩の成長を温かく見守っていきましょう。




大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】

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