発達障害の子の父親が知っておきたい5つのこと
- Colorful Kids
- 6月28日
- 読了時間: 3分
更新日:7月14日
「子どもの発達に気になることがある」と言われても、仕事で忙しい中、どう関わればいいのか分からない…そんなお父さん、多いのではないでしょうか。
でも実は、父親だからこそできるサポートや、知っておくと関わりやすくなるポイントがいくつもあります。
今回は、「発達障害のある子を育てる父親として、知っておきたい5つのこと」をご紹介します!
もくじ
①「できない」には理由がある
「どうしてこんな簡単なことができないんだろう?」
そんなふうに思ったことがあるかもしれません。
でも実は、感覚の過敏さ・こだわり・理解の仕方の違いなど、目には見えにくい「脳の特性」が影響していることが多いんです。
まずは「できない=甘えや怠けではない」と理解することが、サポートの第一歩になります。
②叱るよりも、“どうすればうまくいくか”を一緒に考える
「何度言っても直らない」「怒ったらやっと動いた」
そんな場面、つい出てきますよね。
でも、発達障害のある子には「怒られても“なぜ怒られたのか”がわからない」「切り替えが難しい」ことがあります。
頭ごなしに叱るより、「じゃあどうしたらいいと思う?」と一緒に考えるスタンスのほうが、子どもは安心してチャレンジできます。

③父親の“ひと言”が子どもにとって大きな意味を持つ
「自分はそんなに関われていない」と思っているお父さんでも、ふとした一言が子どもの心に残っていたりします。
たとえば、「今日頑張ってたね」「いいね、それ!」といったシンプルな言葉。
これだけで子どもは、「お父さんが見てくれてる!」と大きな安心感を得られるんです。
④パートナーと情報共有することがサポートにつながる
母親の方が情報を先に得ていたり、支援の場に同行していることも多いはず。
でもそこに父親が追いつこうとする姿勢だけでも、家族全体の安心感が高まります。
LINEで簡単に共有する、短時間でも支援の場に顔を出すなど、「知ろうとする気持ち」こそが、支えになります。
⑤“強み”に目を向けて、父親として一緒に育てていく
発達障害というと、どうしても「できないこと」ばかりに目が行きがち。
でも実は、記憶力が高い・集中力がある・独特な発想が得意など、その子ならではの「強み」もたくさんあります。
父親として、「これ、面白いじゃん!」「こういうの得意だね!」と声をかけるだけでも、子どもの自己肯定感はグッと高まりますよ。

まとめ
発達障害のある子を育てるとき、「母親任せにしないといけないのかな…」「どう関わればいいかわからない」と悩むお父さんも多いはず。
でも、知ること・見守ること・声をかけること――そんな小さな一歩からで大丈夫。
父親だからこそ届く関わり方で、子どもの成長を一緒に支えていきましょう。
Comments