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発達障害の診断基準 DSM-5、ICD-11 の違い

  • 執筆者の写真: Colorful Kids
    Colorful Kids
  • 16 時間前
  • 読了時間: 4分

発達障害の診断について調べていると、「DSM-5」や「ICD-11」という言葉を目にすることが多いのではないでしょうか。

どちらも医療や福祉の現場で使われる診断基準ですが、「何が違うの?」「どっちが使われているの?」と疑問に思う方も少なくありません。

この記事では、発達障害の診断基準であるDSM-5とICD-11の特徴や違いを、初心者の方にも分かりやすく解説します。


もくじ


 






DSM-5とは?

●アメリカ精神医学会が定めた診断基準

DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)は、アメリカ精神医学会(APA)が作成した診断基準で、DSMの正式名称は「Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders」です。

DSM-1は1952年に公開されましたが、2013年に改訂したDSM-5が公開され、主に精神科や心療内科で使用されており、日本でも医師の診断時によく参考にされています。

※ 現在は、改訂版のDSM-5-TRが2022年に公開されています。


●発達障害の分類が大きく変わった

DSM-5では、それまで別々に診断されていた

・自閉症

・アスペルガー症候群

・広汎性発達障害

これらをまとめて「自閉スペクトラム症(ASD)」と定義しました。

症状の重さや特性を「スペクトラム(連続体)」として捉える考え方が特徴です。


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ICD-11とは?

世界保健機関(WHO)が定めた国際基準

ICD-11(国際疾病分類第11版)は、2019年に採択され、2022年に世界保健機関(WHO)が作成した国際的な診断基準で、ICDは「International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems」の略です。

精神疾患や身体の病気などの疾患全般について記載されており、日本を含む多くの国で、医療統計や保険制度、行政手続きにも使われています。


DSM-5の考え方を取り入れている

ICD-11でもDSM-5と同様に、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」という概念が採用されました。また、知的障害の有無や言語能力の違いなど、個々の特性を重視した分類が特徴です。






DSM-5とICD-11の主な違い

① 作成機関の違い

DSM-5:アメリカ精神医学会

ICD-11:世界保健機関(WHO)

DSM-5は医療現場向け、ICD-11は国際的・行政的な側面が強いという違いがあります。


② 使用される場面の違い 

DSM-5は医師の診断や治療方針の決定に使われることが多く、

ICD-11は診断名の登録や制度利用、統計データとして使われることが多いです。


③ 表現や分類の細かさ

DSM-5は臨床現場向けのため、症状の具体例や診断基準が比較的細かく、精神疾患についてのみ記載されています。

一方、ICD-11は国際基準のため、疾患全般が記載されており、簡潔で幅広い運用ができるようになっています。






日本の発達障害診断ではどちらが使われる?

日本の医療現場では、DSM-5を参考に診断し、ICD-11の診断名を用いるケースが多いです。そのため、どちらか一方だけが重要というわけではなく、両方を理解しておくことが大切です。






自己判断はできないことを理解しておこう

DSM-5やICD-11について知ると、「自分や家族は発達障害かもしれない」と感じることがあるかもしれません。

しかし、これらの診断基準は専門的な知識を持つ医師が総合的に判断するためのものであり、自己判断に使うことはできません。

インターネット上の情報やチェックリストは、あくまで気づきのきっかけに過ぎません。

不安や困りごとがある場合は、精神科・心療内科、または発達障害を専門とする医療機関に相談することが大切です。

早めに専門家へ相談することで、適切な支援や環境調整につながる可能性もあります。

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まとめ

DSM-5とICD-11は、どちらも発達障害の理解と支援に欠かせない診断基準です。

DSM-5は臨床現場での診断に強く、ICD-11は国際的・制度的な場面で活用されます。

違いを知ることで、診断名への理解が深まり、支援やサービス選びにも役立つでしょう。

正しい知識を持ち、発達障害への理解を少しずつ広げていくことが大切です。



大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】

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