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通常級か支援級か?進学前に考えるべきこと

  • 執筆者の写真: Colorful Kids
    Colorful Kids
  • 4月11日
  • 読了時間: 4分

4月から進学。

新しい学校生活を楽しんでほしいと願う親御さんも多いのではないでしょうか。

特に、発達障害やグレーゾーンのお子さんを持つご家庭では、「通常級」「支援級」のどちらがよいのか、迷うことがあるはずです。

どちらの環境が、お子さんにとって安心して学校生活を楽しんで送れるのかを見極めるためには、進学前に考えておきたいポイントがいくつかあります。

そこで今回は、進学を控えているお子さんのために、通常級か支援級か選ぶ際に考えておきたいことを紹介していきます。

進路選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


もくじ



 




通常級の良さ【様々な刺激を受けられる 等】

通常級に在籍すると、集団生活を経験することになるので、社会性を養うことができたり、様々な刺激を受けられます。

場合によっては、今まで苦手だったことや困難が改善されることもあります。

他のクラスメイトにも、それぞれ個性や特性があることに気づき、自然とフォローしあえう関係が生まれることもあります。

ただ、メリットばかりではなく、全員が発達障害に対して理解があるわけではないので孤独感を感じてしまったり、授業についていけなかったり、周囲との違いをお子さんが実感することもあるので気をつけてください。






支援級の良さ【安心感がある 等】

支援級は少人数制で、子どもに合わせた個別にサポートを受けられるという安心感があります。個別に対応してもらえるので、失敗する場面やつまづくことが減り、成功体験を重ねやすくなります。

そのため、安心して過ごせる居場所につながるんです。

学習面でも、子どもに合わせてサポートしてくれるので、授業についていけないということが少なくなるでしょう。

少人数制だから交流が心配と思われることもありますが、通常級の子どもとの交流の機会も豊富にあります。


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子どもの今の様子や特性を見る

通常級と支援級のどちらに進学するか選ぶ前に、子どもの今の様子や特性を見ましょう。

子どもの今の様子や特性を把握した上で、どのようなサポートが必要なのか、どうすれば過ごしやすくなるのかを考え、整理します。

例えば、大人数の通常級が良い刺激になったり、少人数の支援級の方が落ち着けたりなど、子どもによって様々です。

また、整理する際に、ご家族で相談するだけでなく、通っている幼稚園や保育園、療育機関や医療機関などにも聞いてみると、家庭以外の子どもの様子も知ることができるのでおすすめです。






どちらにするのかは、親が決められる

基本的には、通常級か支援級かは親が決めることができます。

発達検査での数値だけではわからない、子どもの困りごとや子どもの様子は親が一番わかってあげられるでしょう。

子どもが楽しく過ごすためには、どちらが適しているか子ども中心に考えて決めてあげてください。

ただ、子供の将来を自分が決めるということが怖いと感じる方もいると思います。

もし、選んだ学級がお子さんに合わなかったとしても、次の学年から変更することは可能です。

一人で抱え込まずに、担任の先生や療育機関、医療機関などに頼るようにしましょう。


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まとめ

通常級か支援級かを決めるには、子どもの今の状況や特性を見ながら決めていきましょう。

この基準だから通常級、これができないから支援級、みたいな明確な基準というのはありません。

通常級・支援級それぞれの良さをふまえて、お子さんが学校生活をより楽しく過ごせるのはどちらかを考えてみましょう。

基本的には、親が決められます。

ただ、子供の将来を自分が決めるのが怖いと感じる方もいるかもしれません。

そんな時は一人で抱え込まずに、担任の先生や療育機関、医療機関などに頼りながら、決めていくのがおすすめです。

子どもがこれからの学校生活を安心して楽しく過ごせるように、選んでいきましょう。

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