食事マナーはいつ身につける?
- 2 日前
- 読了時間: 4分
「食事中にすぐ立ち上がってウロウロしてしまう……」
「スプーンや箸を上手に使えず、食べこぼしばかり」
「途中で飽きて遊び始めてしまう」
発達障害のあるお子様を持つ保護者様から、こうした食事の悩みは本当に多く寄せられます。
周りの子どもたちが上手に食べている姿を見ると、「もうすぐ〇歳なのに、なんでうちの子はできないんだろう」と焦ってしまいますよね。
ですが、食事マナーは決して一朝一夕で身につくものではありません。
お子様の発達段階や個性に寄り添い、小さな経験を積み重ねることで、少しずつ自然に覚えていくものです。
今回は、放課後等デイサービスでも大切にしている、食事マナーとの向き合い方についてご紹介します!
もくじ
マナーを教える前に!「何よりも一番大切なこと」
「いただきますを言う」「背筋を伸ばして座る」「綺麗に食べる」など、大切なマナーはたくさんあります。
しかし、それ以上に最も大切なのは「安心して楽しく美味しく食べられる環境づくり」です。
発達障害のあるお子様の中には、食材の特定の食感や匂いに敏感な「感覚過敏」を持っていたり、体幹の筋力がまだ育っておらず長時間の着席が体力的に厳しかったりする子がいます。
そんな状態で「しっかり座りなさい!」「綺麗に食べなさい!」とマナーばかりを求めてしまうと、食事の時間そのものが恐怖や苦痛の時間になってしまいます。
まずは「ご飯の時間は楽しいね!」と思える安心感を土台にし、その上で少しずつマナーをプラスしていくことが成功の秘訣です。

一度に全部はNG!「スモールステップ」で一つずつ
食事マナーを教えるときは、欲張らずに目標を1つに絞ることがポイントです。
たとえば「立ち歩いてしまう子」に対して、「姿勢も綺麗に」「お箸も正しく」「こぼさず食べて」と一度にたくさんの注意を与えると、頭が混乱して何を頑張ればいいのか分からなくなってしまいます。
まずは「今日は最初の10分間、座って食べられたね!」など、1つの小さな目標をクリアすることを目指しましょう。
クリアできたら大袈裟なくらいしっかり褒め、「できた!」という成功体験を胸に刻んであげることで、自信とやる気が自然と育っていきます。
怒られながら食べる食事は美味しくない!声かけのヒント
食事のたびに「ダメでしょ!」「またこぼして!」と注意され続けると、子どもは「食事時間=怒られる嫌な時間」と学習してしまいます。
危険な行為(熱いものを触る、食べ物を投げるなど)は制止する必要がありますが、小さな失敗には目をつぶり、代わりに「できた瞬間」を見逃さずに声をかけてみてください。
・「今日は自分からスプーンを持てたね!」
・「お皿をしっかり手で押さえられてカッコいいよ!」
認めてもらえる経験が増えると、子どもは「次ももっと頑張ってみようかな!」というポジ
ティブな気持ちになれます。

放課後等デイサービスが食事の時間に見つめていること
私たちは、食事の時間もお子様の大切な自立に向けた「療育のチャンス」として捉えています。
生活スキルを楽しく体感する
「みんなの分のお皿を順番に配る」「食べ終わった自分の食器を片付ける」など、お食事前後のやり取りを通じて、日常の生活スキルを楽しく身につけていきます。
その子の「今のベスト」に合わせた目標設定
スタッフが1人ひとりの特性を把握し、「今は15分座れたら100点」「今日はお箸にチャレ
ンジしてみよう」と、その子が少し頑張れば届く絶妙な目標を設定してサポートします。
まとめ
食事マナーは、単に年齢が上がれば自動的に身につくというものではありません。
感覚の鋭さや手先の発達、集中力など、さまざまな要素が絡み合っているため、お子様によ って習得のスピードが違って当然です。
「みんなと同じようにできない」と焦る必要は一切ありません。
昨日より今日、今日より明日へと、小さな「できた!」を一緒に喜んでいきましょう。放課後等デイサービスでも、1人ひとりのペースに合わせながら、ワクワク楽しく食事ができる環境づくりを全力で応援していきます!
大阪市 北区/西淀川区 【英語療育・運動あそび】


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