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子供の危険サインかもしれない「行きたくない!」 どういう意味でいってるのかを見極める方法

  • 執筆者の写真: Colorful Kids
    Colorful Kids
  • 4月25日
  • 読了時間: 4分

子どもが「学校に行きたくない」って登校を拒否したこと、一度はありませんか?

「サボりたいんだな」とか「仮病だな」と思ってしまうことの方が多いと思います。

しかし、サボりたいという気持ちだけで「行きたくない」と言っているだけではなく、嫌なことがあって行きたくなかったり、精神的や肉体的に行きたくないと言っている可能性もあるんです。

実は「行きたくない!」という言葉、危険サインかもしれません。

ただ、サボりたくて言っている「行きたくない」、本当に精神的に嫌なことがあって「行きたくない」この違いって見極めるのは非常に難しいものです。

そこで、どういった意味で「行きたくない」と言っているのか見極める方法について紹介していきます。


もくじ



 




「行きたくない!」にはいろんな意味が隠されている

単純に「行きたくない」と聞くと、学校がめんどくさいからサボりたいの他にも、学校に行くことが精神的や肉体的なストレスによって行きたくないという意味もあります。

発達障害を持っている子どもの場合には、ちょっとしたように見えることでも、人と違う感じ方をしたり、感覚過敏によって敏感に受け取ってしまいます。

教室にいること自体がストレスに感じ、我慢できない事も。

ただ、この辛さを子ども本人が言葉にすることは難しく、「行きたくない」という言葉で表してしまうんです。

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危険サインを見逃さない

危険サインというのは、言葉だけでなく行動にも出ていることも多いです。

例えば、体調不良を訴えてきたり、用意する時間がいつもよりもかかってしまうなど。

とても小さいですが、立派な危険サインです。

ただ、朝の忙しい時間に現れる危険サインでもあるので、見落としがち。

「行きたくない」と言い出したら、少し注意して危険サインを見逃さないようにしましょう。






危険サインに気が付いたら行う2つの対策

「無理には行かせない」

子どもが行きたがっていないのであれば、無理に行かないということが大切です。

「行きたくない」と体調不良を訴えてきたのであれば、しっかり休ませてあげましょう。

無理に行かせてしまうと、「学校に行く=ストレス」になってしまい、かえって不登校になってしまうこともあります。

休む際には、先生と相談して休み期間(1日でも何日でも子どもに合わせる)を決めて、休みが終わったら必ず行くという約束をするのがおすすめです。

学校にいけたら「よく頑張ったね」としっかりと褒めてあげましょう。

ただ、この休み期間は勉強面や友達面での問題から、1週間以内にするようにしましょう。

休みすぎてしまうと、次に行くのがさらに行きづらくなってしまうこともあるので、注意が必要です。


甘えさせて心を満たして、原因を追及する」

「休んでしまった」という罪悪感や、「お母さん・お父さんを悲しませてしまった」と自分を責めてしまうことがあります。

「行きたくない」と言える関係というのは、「甘えることができる」関係とも言えるでしょう。

自分なりに頑張って行動をしている姿をしっかりと褒めてあげてください。

褒めていく中で、どうして学校に行きたくなかったのか原因を追及していきましょう。

「友達とケンカしたから」「先生にいっぱい怒られるから」「授業がわからないから」など、子どもによって理由は様々です。

なぜ学校に行きたくないのか、原因をはっきりさせることで今後どのように対策を打っていけばいいのかの手掛かりになります。

原因がわかれば、教室に入れなくても保健室登校など、少しずつできる範囲で対策を取っていくことで、成功体験につながり学校に行けるようになるでしょう。

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まとめ

子どもの「行きたくない」は、時にサボりではなく心や体のSOSサインかもしれません

言葉の裏にある本音を見極めるためにも、行動の変化や小さなサインを見逃さないことが大切です。

無理に行かせようとせず、気持ちを受け止めながら原因を探ることで、再び前を向く力が育ちます。

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