発達障害の会話例 1
- Colorful Kids
- 1月17日
- 読了時間: 2分
更新日:1月20日
発達障害を持っている人との会話で、思うように伝わってないなって思うことありませんか?
日常会話をする中で、言葉そのままの意味だけではなくニュアンスを含めて話している方も多いのではないでしょうか。
発達障害の症状の中で、言葉をそのままの意味で捉えてしまうというものがあります。
そこで、発達障害を持っている人との会話の例を紹介していきます。
会話が伝わらない、噛み合わないと感じたことがある人はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
【会話例①】郵便物がある時の会話
A:郵便物届いてるか見てきてくれない?
B:わかったー!
B:(ポストを確認しに行く)
B:届いてたよー!
A:ありがとう。あれ、どこにあるの?
Bポストの中にあるよー
このように、「郵便物を見てきて」と伝えると、本当に見てくるだけなんてことが起こります。「郵便物があったら取ってきて」という意味が含まれていることがわからないのです。

【会話例②】怒られた時の会話
A:なんで怒られているのかわかっているのか?
B:わかりません。
A:そんな態度なら帰れ!
B:はい(そのまま帰る)
感情的に「帰れ!」と怒られた時に、「帰れ」と言われても多くの人は帰りません。
しかし、発達障害を持っている人の中には、言葉通りに意味を捉えてしまうので、実際に帰ってしまうことがあります。
【会話例③】先生からの指示での会話
A:好きな絵本を選んで〇〇室にいてねー
B:はーい
B:(絵本を持っているだけ)
しばらく時間が経過した後
A:絵本読めたかな?
Bは、絵本を選んでと言われたけれど「読んでいい」と言われていないから、待っている間絵本を持っているだけでした。
読んでもいいという意味も含まれていることに気づかないのです。
会話で気をつけるポイント
発達障害の人との会話では、抽象的や曖昧な表現を避けて、やってほしいことがある場合は具体的に伝えることに気をつけるのがポイントです。
また、指示がある場合は1度に複数のことを伝えるのではなく、1つに絞って伝えるようにしましょう。

まとめ
発達障害を持っている人との会話でよくあるのは、言葉をそのままの意味で受け取ってしまうことです。
含みのある表現や曖昧な表現を避けて、具体的に使えるのがポイントです。
ポイントに気をつけて会話することで、会話が伝わらなかったりすれ違うことが少なくなるでしょう。
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